初めまして。私、決闘者の西マサキ。こっちは影武者のもう一人のボク。
よろしくお願いするでござるよ。
突然だが、オーディブルで読んだ(聞いた)本に影響を受けて、ブログを始めることにした。
その本がこちら。
私は趣味で絵や小説を描いたりしていたので、割とアウトプットできている方だと思っていた。
しかし、メモを取ったり、日記をつけたり。本を読んだり映画見たら感想を書いたり。笑ったり泣いたり、感情表現すらもまたアウトプットのひとつ。
「見る、聞く=インプットした情報」を、形にすること。書く、話す、実践する。それがアウトプット。
そういえば好きな漫画やアニメを語ろうと思っても、「良い」「エモい」くらいしか言えないな…。アニメは流し見が多くて感想とかいちいちメモしないし。
これまでの私は、アウトプットなんて1割も出来ていなかった。
そこで、本書にも紹介されていた「ブログを書く」という方法によって、アウトプットとフィードバックを実践していこうと思う。
初心者でも10分で書ける読書感想文
まず1記事目はこのブログを始めるきっかけになった、「学びを結果に変えるアウトプット大全(著:樺沢紫苑/サンクチュアリ出版)で学んだ手法で読書感想文を書くことにする。
とはいえ読書感想なんて書くのは高校生以来だな。
そんな相棒殿でも書けそうな書き方が載っていたから紹介するでござるよ!
テンプレートは「Before」と「After」
人生において何度も読書感想文に赤を入れられてきた私にとって、いきなり文章で感想を書くのはハードルが高い。そもそも一行目は何を書いたら良いかわからない。何事も書き出しが一番悩む。だがテンプレートがあれば簡単だ。
何を書いたら良いか?それは「本を読む前の自分」と「本を読んだ後の自分」について。言い換えるとbeforeとafter。
beforeはそのままの意味だが、afterは具体的には「気付き」と「To Do」のこと。
まずはこの3行から始めてみよう。ね、簡単でしょ?
読書感想文の基本テンプレートは「Before 」+「気付き」+「To Do」の3行!
1行目:Before
まずは本を読む前の自分について書く。例えば、何について悩んでいたか?物事をどのように捉えていたか?など。
本書を読んだ私の場合、「インプットするだけでアウトプットをほぼしてこなかった」、
あるいは「本やアニメの感想を人にうまく話せない」がそれだな。
2行目:気付き
次は本を読んで気付いたことを書こう。その為に、読書中はぜひメモをとろう。直接本に書き込んでも良いし、ノートやスマホアプリでも良い。
私は今まで、読書メモには本文の中の情報をそのまま書き写してきたが、重要なのはむしろ読んでいる最中に浮かんだ自分の考え。これはメモをしないと一生思い返せないかもしれない。読書感想文を書く上で、一番重要なポイントとなる。
今回は「インプットしただけでは記憶に定着しないと気付いた」、「アニメや映画を作業しながら流し見して終わるのはもったいないと思った」といったところでござろう。
3行目:To Do
せっかく気付きを得ても、実行に移さなければ意味がない。気付きは具体的な行動に変換しよう。このTo Doを達成して初めて、beforeの問題や悩みが解決へ向かう。
つまり「今後は本を読んだりアニメを観たら感想を書く」というのが私のToDoだな。
ではここまでの内容を元に感想を書いてみるでござるよ。
実際に3行で書いてみる
これまでの私は、本やアニメの感想をうまく人に話すことができなかった。
この本を読んで、インプットしただけでは内容が記憶に定着しないと気付いた。
これからは、本を読んだりアニメを観たら必ず感想を書くようにする。
小学生かな?
まずはこんなものでござろう。
しかしこれでも今まで書いていた箇条書きメモよりマシでござるよ。
でも読書感想をブログのネタにするのに、毎回3行はまずいだろ。
そこで今度はこの三行に「肉付け」していくでござる。
肉付けして文章力を高めよう
テンプレートに当てはめるだけだと、10分と言わず1分で感想が書き上がる。
ここから「肉付け」して感想文らしく仕上げていく。さすがに慣れないうちは少し時間がかかるかもしれないが、いきなり真っ白な原稿用紙に向かうのに比べ、骨組みがあるので書きやすいはずだ。
具体的にどう肉付けしていくかだが、基本的には各行の内容を掘り下げていくと良いだろう。
以上を踏まえて相棒殿が読書感想を書いたので、良かったら参考にしてみてほしいでござる。
【学びを結果に変えるアウトプット大全の感想】
私は今まで、好きなアニメや漫画の感想を語るのが苦手だった。観ていた時にはあんなに感動したのに、いざ人に話そうとすると具体的にどこが良かったのか、何に心を動かされたのかを語ることができないのだ。SNSやブログで、詳細な考察や感想を書くことができる人が羨ましかった。「学びを結果に変えるアウトプット大全/著:樺沢紫苑」を読み、原因がアウトプット不足であることが解った。インプットするだけでなく、アウトプットすることで圧倒的に記憶として定着する。せっかく成長したいと思って、本来好きでも無い自己啓発本や仕事術の本を読んでも、内容を理解したり記憶することができなければ勿体ない。むしろ時間の無駄だ。
これからは、本を読んだりアニメを観たら必ず感想を書く。なんとなく観ていたYouTubeも、気付きや学びを得たら手書きでノートにメモを残す。その為に、なんでもメモする用のA5ノートを1冊購入した。
さらに、アウトプットしたらフィードバックをもらうことが重要、とあった。そこで、ワードプレスでブログを開設し、感想や気付きを発信していくことにする。
アウトプット力を高め、今後は好きな物の魅力を語れる人間になりたい。
約10分で500文字くらい書いたぞ。原稿用紙1枚とちょっと!
本のごく一部の内容だけでもこれだけ書ければ、本全体の感想も1時間以内にたくさん書けるでござるね。夏休みの宿題に読書感想文が出ても余裕でござる。
学生の頃にこの書き方を知りたかったぜ…。
ちなみに、課題などで文字数の指定がある場合は、最初に作品のあらすじの要約を持ってくると文字数が稼げるでござるよ。
自分用の読書ノートとかなら、本の裏表紙とか販売ページのあらすじを丸写しするのもアリだな。
こんな時どうする?
待てよ?ビジネス本とか自己啓発本はいいとして、小説とかはどうすんの?
BeforeもAfterもなくない?
それについては本に載ってなかったでござるな。
小説本でもテンプレートは使える!
小説でも登場人物の言動や、心に残った一節には気付きがあるはず。
気付きさえ見つければ、それはTo Doに変換できる。また、気付く前の自分に思いを馳せればBeforeもきっと書ける。
キャラクターの心情の変化や行動、取り巻く状況を他人事ではなく「自分ごと」として考えるのがポイント。
私が今読んでるの警察小説なんだが…。
「悪いことは隠蔽しようとしてもバレると気付いた」とか…?
そもそも悪いことはしないで欲しいでござる。
要約力を磨くにはTwitter
テンプレートに肉付けをする際や、小説本の感想を書く時など、本の内容を要約したい場面が出てくるだろう。しかし、これまでろくにアウトプットしてこなかった人間にとって、要約とはなかなか難しい作業。
そこで、Twitterにインプットした内容の感想を書くことで、要約力を鍛える方法が本書では紹介されていた。ブログよりも即座にアウトプットできるうえ、文字数に制限がある。読んだことのない人に向けて、本の内容を140字で説明するのは練習になる。
私もブログ記事にする前に、まずはTwitterで感想を書こうと思う。
良かったらフォローしてね!
@6buha
感想は二週間以内に書くべし
現代人は忙しい。本はオーディブルで聞いたり隙間時間に読めても、感想文はいつまでに書けば良いのだろうか。答えは二週間以内。
なぜなら、二週間で3回使った記憶は長期保存されるからだ。感想を書くことで、メモをとったり内容を見返したり、本で得た情報を3回以上使う機会ができる。本の内容を人に話すのも効果的。
読書感想に最適なツールとは?
いざ感想を書くとなると、使用するツールはノートが良いか?デジタルが良いか?どちらにもメリットがあるので好みで選ぼう。
【ノート】
・手で文字を手書きすることで、運動性記憶となりより記憶に定着する。
好きなノートや文房具を使う楽しみがある。
・ページをめくるだけなので見返しやすい。
【デジタル】
・スマホでいつでもどこでも書ける。PCやタブレット端末とも同期が可能。
・ネットに公開することでフィードバックを得られる。
ノートにメモしてデジタルで公開する「良いとこ取り」
私は文房具も好きなので、紙のノートに万年筆でメモと感想の下書きをし、ブログの記事にして公開することでフィードバックを得ることにした。
文章力をアップする為には、アウトプットして終わり、ではなくフィードバックが不可欠。コメントや閲覧数などの反応を得られるほか、自分だけではなく「誰かに見てもらう」前提で書くことで伝わりやすく書く努力をするようになる。つまり文章力が上がる。
実際、以前読書ノートに書いた感想とはまるで別物の記事が出来上がって驚いている。
ブログのハードルが高い方は、通販サイトで本の商品レビューを書いてみてはいかがだろうか。
感想文におすすめのアプリ
デジタルで全て完結するなら、タブレットで手書きもできる「GoodNote5」や、マークダウン記法が使えデータベース化も便利な「Notion」がおすすめ。前者は有料だが買い切り(最近無料で試せるようになった)、後者はサブスクもあるが無料で十分使うことができる。
読書感想文を書くメリット7つ
最後に読書感想文を書くと何が良いのか?についても触れておこう。
私は1.4.5を特に感じた。本で得た気付きとToDoを確実に実行できれば、自己成長も間違い無い。
上記7つのメリットは「アウトプット大全」に載っていたんだけど、著者の別の本からの引用なんだよな。
「読んだら忘れない読書術(著:樺沢紫苑)でござるな。
こちらも読んでみたいでござるね。
アウトプットは読書感想だけじゃない!
読書感想文の書き方の他に、本書ではたくさんの気付きを得た。
私が本書を読んで作ったToDoは下記。ズボラな私でも変えられた行動が多くあるので、興味を持って頂けたならぜひご一読を。チャプターが細かく分かれていて、オーディブルでも聞きたいところをピンポイントで聞けるのでおすすめ。
本日ブログを公開したことで、上記のTODOは全て達成されたぞ!
珍しい…。明日はヤリザ殿が降るでござるな。
エンドフェイズ
意識高い人向けの本かな?と思っていたが、私のような意識低い人間にこそぴったりの本だった。「【マンガでわかるアウトプット大全】もしも社畜ゾンビが『アウトプット大全』を読んだら(著:樺沢紫苑・齋藤邦雄)」という漫画版もあるので、活字が苦手な方はそちらから入ってみるのもいいかもしれない。
上記のTo Doのように、一度読んだだけで行動を変えることができた。特に、サーバーを契約してブログを始めたのは自分でも驚いた。読んでいる時には少し興味があるな、と思った程度だったのに、読み終わるやいなやとりあえず記事を書き始めたのだった。
ワードプレスに触るのも、人に読んでもらうための文章を書くのも不慣れなので、まだまだ読みづらい記事だと思う。ここからフィードバックを経て成長していきたい。改善ポイントなどあればご教授いただけると嬉しい。
私のアウトプットの痕が、いつか誰かの役に立つ機会があれば幸い。
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